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災害時に外国人の安全を守る!トライブの研修生が多言語訓練に協力しました

コラム

2021.6.9

神奈川県相模原市を拠点に仮設足場工事(足場組立・解体)・足場レンタルを行っているトライブです。

さて、トライブは足場の会社ですが、今回は足場の話ではありません。私たちの拠点である相模原市の消防訓練にトライブの外国人研修生がちょっとだけ貢献した!という話です。

一体何があったのでしょうか…?

  

知っていましたか?相模原はこんなにもインターナショナルシティだった!

 

人口約72万人が生活する政令指定都市、相模原。都心へのアクセスも良く、適度な自然と複数の学術機関を有する相模原は、「住む」「働く」どちらにも適した人気の街です。さて、この相模原市はなかなかのインターナショナルシティで、実に約1万6千人の在留外国人が住んでいるとのこと。コンビニや飲食店の外国人店員などは日頃から接しているので、「確かにけっこういるな」と実感しているかもしれませんが、他にも様々な場所で外国人が活躍しています。現に私たちトライブにも数名の若きベトナム人研修生が活躍しているのです。

 

 災害時に言葉の壁は致命的!スムーズな救急活動を誰にでも提供することが理想

 

自然災害の多い日本では、市民の防災意識も高く、日頃から様々なシチュエーションを想定した自治体による訓練が、日本のあちこちで行われています。多言語対応訓練もそのうちの一つ。

相模原市消防局は5月10日から3日間、訪日外国人旅行客や在住外国人などへの対応力向上のため、消防指令センターで多言語対応訓練を行いました。相模原市に在留する外国人の内訳としては、もっとも多いのは中国人、ついでベトナム人。英語圏ではないことでより一層訓練の必然性が高まります。災害時の救急活動は一刻一秒を争う切迫した状況です。いざという時にコミュニケーションが取れずに、救える命も救えなかったということにならないためにも、多言語対応の能力向上は急務と言えます。

 

ベトナム人研修生の率直な意見が今後に生きる

 

当日は、外国人からの119番通報を受信した際を想定して、電話通訳センターを介して「三者間同時通訳」を行う訓練と、実際の現場を想定して、救急隊が31種類の言語に対応した音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」を使用して医療機関への搬送に必要な聴取や応急処置を行う訓練をしました。

そして、この実際の現場を想定した訓練に、我らがトライブのベトナム人研修生が協力したのです!本番さながらの緊張感の中で行われた訓練では、「言葉が通じない」という状況を再現してベトナム人研修生が救急処置を受ける側となります。訓練を通じて「英語が理解できない外国人も多いので、『やさしい日本語』での会話が重要」「ボイストラを使用する場合は、できるだけイエスかノーかで答えられる質問がよい」など、今後の救急活動に生かすことができる有意義な考察を得ることができました。ベトナム人研修生が訓練時に感じた不安なども率直な感想として取り上げられ、参加した消防隊員からは「たいへん勉強になった。今後も外国人の方が日本で安心して生活できるよう、今日の研修を救急活動に生かしていきたい」との意見があったそうです。

 

地域密着型のトライブ。地域の一員として協力は惜しみません

 

私たちトライブは相模原に根差して10年余り。毎日安心して仕事ができるのは、相模原という街の災害時におけるセーフティーネットがしっかりしているからとも言えます。私たちも地域の一員として、これからも協力できることはどんどん実践していこうとあらためて思いました。 

もちろん本業である仮設足場も協力できることの一つ。トライブには実力のある豊富な人材が揃っていますので、足場工事のことでしたらいつでもご用命ください。