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2021.3.16

神奈川県では住宅関係工事の仮設足場の仕事が増えています


神奈川県相模原市で仮設足場と足場レンタルを手がけるトライブです。

トライブが受注する仮設足場の仕事の多くは、神奈川県の仕事です。
トライブは数多ある神奈川県の中小企業のひとつに過ぎませんが、

「この頃、神奈川県は住宅関係の仕事が多い」

と感じています。

トライブの神奈川県での仕事は、住宅関係の仕事が多くを占めているため、特に感じています。

なぜ神奈川県では住宅関係工事の仕事が増えているのか?
どのような仮設足場が神奈川県の住宅関係工事では必要とされるのか?
これらのことを今回は現場の経験を通じて、考えてみました。

なぜ神奈川県では住宅関係工事の仕事が多いのか?

・神奈川県には古い家が多い

住宅関係工事が多いといっても、今は新築の件数は減っていると感じます。
先行きが不透明な時代に、持ち家を建てようという決心は難しいのでしょう。

ではなぜ、住宅関係工事が増えているのか?

それはリフォーム・リノベーションの需要が伸びているからです。
神奈川県のデータによると80万戸も築40年前後の建物があるようです。
実際、仮設足場の仕事で、神奈川県の住宅地をあちこち見ても、古い家が多いと感じています。

・リフォームの場合の仮設足場

古い住宅の場合、内部のリフォームも必要になりますが、雨風をしのぐうえで外部のリフォームも欠かせません。
屋根や外壁の補修は、快適に住み続けないのであれば絶対に必要なものなのです。

特に、塗装の補修は、住宅が古くなると真っ先に必要になってきます。

塗装は見映えだけの問題ではありません。
住宅の劣化を守る重要な役割も果たしています。
塗装をきちんと補修しないと、ひび割れや腐食の原因にもなります。

そのため仮設足場の多くの目的が、塗装のためになっています。
塗装を目的とした場合の仮設足場工事では、使いやすさを意識した施工が必要とされます。
塗装職人さんは、たくさんの道具や材料を使うからです。

また塗装目的の仮設足場には、塗料の飛散を防ぐために、シートをかけます。
このシートもしっかりと張っておかないと、思わぬところで外れてしまいます。
そうなると作業が中断してしまいます。
加えて、住宅所有者さんの気持ちになると、出来る限り美しく張る必要があります。

リフォームの仮設足場の仕事は、心配りが重要になってくるのです。

・リノベーションの場合の仮設足場

リノベーションとは、新たな付加価値をつけるリフォームのことです。
例えば、築100年の古民家を、味わいを活かしつつ現代的な生活ができる空間にするのもリノベーションです。

リノベーションされるような建築の場合、貴重な材料が使われていたり、手の込んだ細工があったりします。
住宅所有者さんは、そうした味わいが好きでリノベーションをするのですから、傷つけたら大変です。

また住宅の形も、現代的なものとは少し異なってきます。
足場の組み方も、いつも通りにはいかないことがあります。
そうした場合にも機転を利かせる柔軟さが、職人には求められるのです。

リノベーションの仮設足場工事では、高度なプロフェッショナルが求められるのです。

どのような仮設足場工事が神奈川県では求められるのか?

・神奈川県は住宅間隔が狭い

トライブは神奈川県だけでなく、東京都でも仮設足場工事を担当しています。
東京都では、3階以上の住宅が多くなっています。
狭い土地でも高額になるので、上へ上へと伸びていくのも納得できます。

一方、神奈川県では2階建ての住宅が一般的です。
加えて、土地は広くゆったりとしたつくりの住宅がほとんどです。
しかし住宅間の隙間は狭くなっているのが特徴です。

・狭い場所では単管足場が活躍

住宅間隔が狭い場合は、単管足場の出番です。
仮設足場会社としては、クサビ式足場のほうが、速く仮設足場が完成するのでありがたいのですが、
住宅を傷つけないようにするには、単管足場が一番なのです。

クサビ式足場は、足場の土台にあたる部分に、大きな部品を使います。
その部品の大きさだけ、施工する住宅から離す必要があります。
そうすると隣の家に、極度に接近することになります。

このような状況では、動きづらいため、足場の上でうっかり物を落とすなどの事故が起こりがちです。
ゆとりのない足場では破損事故が起きやすくなってしまうのです。

単管足場を扱える会社は減っている

1970年代にクサビ式足場が現れてから、クサビ式足場の施工の速さに押され、単管足場は減り続けています。
しかし神奈川県での住宅関係工事のように、単管足場が必要とされる場面はまだまだあります。

単管足場は手数がかかるため、会社によってスピードに差が出ます。
トライブの場合、一日に2つの現場を回る職人もいるくらいスピードには自信があります。

加えて、クサビ式足場に比べ、危険の多い単管足場では安全対策が重要です。
トライブは、必ず2人以上で現場に向かうようにしています。
2人ならば、お互いに気遣うことで、ミスを予防したりフォローしたりできるのです。
人工よりも安全を重視しています。

バカ真面目に仮設足場工事に向き合うトライブは、古くても良さのある単管足場の技術を、大切にしています。
神奈川県での住宅関連工事で、仮設足場が必要でしたら、神奈川県相模原市のトライブにお問い合わせください。