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2018.12.3

足場業界で一人前親方になり稼ぐ心得


こんにちは、神奈川県相模原市で仮設足場工事とレンタルを手がけているトライブです。

建築業界、仮設足場施工会社で働く動機には、ただ目先のお金を目的に働くのではなく、ゆくゆくは出世をして「親方」になる事を憧れる方は多いと思います。

親方という立場になれば収入も大幅に上がりますしね。
弊社では親方になるまでの流れとその教育制度を社内共有しております。

しかし、いざ親方になった時、あなたは今の仕事にプラスして、どんな事を考えながら、現場に挑まなければならないのでしょうか?

本日は少し気が早いですが、将来あなたが「親方」になった時の話をしたく思います。

 

親方になってどうすれば収入が上がる? 

現場作業において稼ぎ頭の「親方」ですが、1日に現場数を1つで終えるのか、それとも2つ回るのか……。1日に回る現場の数によって親方の月間の売上高・収入は変わってきます。 

 

とはいえ、ただただ「現場数」を増やしてお金を稼ごうと、早く足場を終わらせる事ばかり考えて仕事をしていると、当然の事ながら、ミスが多くなってしまったり、安全面にをおろそかにしがちになってしまいます。

そうなるとどうでしょう。仕事を発注してくれる元請さんより「お呼び」がかからなくなってしまうのです。つまり、

 

1人前の親方は、「丁寧」な仕事を「スピーディー」にこなす必要があるのです。

 

優秀な親方には指名がかかる

というのも、実は足場仮設の親方も、例えば人気の美容師さんのように

 

「指名」で仕事が入ってくる事がございます。

 

良い仕事をすれば、その仕事を元請さんが評価してくれ、「あの人に現場を任せたい」と名指しでお呼びがかかるのです。

 

では、元請さんは親方であるあなたのどういった部分に注目、良し悪しを判断しているでしょうか?

それは、丁寧な仕事はもちろんとして、それ以上の

気配り。「周囲への気遣い」のなのです。 

 

親方は一緒に働いている仲間への気配りを怠ってはいけません。そして同じように、元請さんや現場周辺に住まわれている方まで気を配る必要があるのです。

・「私語で周辺をうるさくしていないだろうか」

 

・「道路に部材がはみ出していないだろうか」

 

 

そういった細かい配慮であったり、作業に携わらない人までの気配りに「親方」としての力量が計られ、判断をされるのです。

 

現場、現場でその都度「注意事項」は作業が始まるより前に元請さんと打ち合わせを行いますが、周辺住民、また一緒に仕事をする職人仲間や、別の会社の人までの事を考えた上で、

 

「安全で作業がしやすい」足場を組む事のできる親方

 

には、自然と良い評判が広まり、指名が増え、結果仕事・収入も増えていくものなのです。 

 

 

仮設足場にも種類があります、初めは自分にあった戦略を得意とする会社を選ぼう

 

また、仮設足場組み立て会社と言っても、

「戸建て」をメインに施工する会社や、「大規模マンション」を主なターゲットにする会社などなど、得意とする戦場は変わってきます。 

 

親方はいわばチームの監督。職人の采配や戦略が重要視される事は言うまでもありませんが、

自分が属する会社が得意とする現場を把握しておく事も必要なのです。

 

戸建と大型集合住宅、「どちらが稼げるか」で現場を選ぶのではなく、どちらの現場の働き方が自分に合っているか判断ができる事も親方の必須条件の1つです。

 

例えば、戸建ての場合は「2人」で回ることが多いですが、大規模な現場には大人数の職人を必要とします。他にも両者の違いとしては

戸建てメイン仮設足場 

仕事がない期間が続くということはあまりありません。

1日2現場をコンスタントに回せる事が出来れば、収入もいい状態でキープできますが、

1日1現場になってしまったりすると、収入はガクッと下がってしまうため、自分の実力次第になってくるのが戸建の特徴です。また、毎日違う現場に行くことになります。

 

 

大きい現場メインの会社から請け負う仮設足場

仕事はある程度安定、1日のリズムも一定で働きやすい。

しかしながら、大きい現場が終わった後すぐに別の現場に入れないなんて事になると、仕事がない状態が生まれてしまいます。 

 

 

請負契約をする前に会社に確認しておくべきこと 

 

 

 

親方であれば仕事は現場だけではありません。作業に入る前から仕事は始まっています。

ですので「請負契約書」を結ぶ際には、会社が提示する規約や、保険の適応日、事務的な事も必ず確認するようにしましょう。 

 

例えば、会社に属さない一人親方(個人事業主)を目指す場合、当たり前ですが、自分1人で責任を負うことになります。 

保険に入らないまま現場に入って、誤って怪我をしてしまっても保険がおりない……。なんて事になったら、事故の被害額を自分1人で負担しなければいけないばかりか、今後のあなたの「職人生命」にも関わってくる重大な問題にもつながって参ります。

 

他にも「税金」や「労務面」で知らないことが多いという方は、 まず「わからない事を分からない」と会社にしっかり伝えた上で、説明をしてくれるような会社を選び、勉強をする必要があります。

親方は現場全てを見渡す事のできる人物です、体力・統率力に加えて必要とされる知識をも身につけなくては立派な親方になる事は出来ないのです。

いかがでしたか?親方になるというにはそれ相応の環境に身を置かなければ、知識を得ることはできません。
冒頭でもお話をしましたが、弊社では親方になるまでの教育制度や給料を透明化しております。

興味がある方は是非こちらをご覧下さい。