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2019.5.30

一人親方のメリットデメリット


こんにちは、神奈川県相模原市で仮設足場工事とレンタルを手がけているトライブです。
建設現場において”憧れ”のポジションの1つである「1人親方」、いま現場作業に従事されている職人さんの中にも、ゆくゆくは1人親方になることを目指して汗を流している方もきっと多いことと思います。

しかし、1人親方になると今までの仕事に加えて、新しい仕事に慣れていくことが必要になってきたり、今まで以上に責任を持って仕事に挑まなくてはなりません。

そんな中、同じ1人親方の立場であっても「伸びていく親方」と「伸び代があまり見込めない親方」の間には仕事への取り組みかたに大きな違いがあるのです。

様々な人から必要とされる1人親方は自然と次の仕事を呼び込みその仕事に比例して給料までもが変わってまいります。

そこで今日は皆様に、「将来的に伸びる1人親方になって欲しい」応援の気持ちも込めて、仕事のどのような部分に差が現れるのかを書いていきたいと思います。

今回は仮設足場だけの話にとどまらず、どの職業でも同じことが言えると思います。ですので業界問わず”出世”を考えている方であれば是非ご一読ください。

親方の給与[/についてはコチラ

相手の気持ちにどこまでなれるか、1人親方は自分だけで仕事が完了しない

頼れる1人親方は決して”施工の腕”だけが問題ではありません。ただガムシャラに目先の作業だけを頑張っても結果がついてこないのが1人親方の難しいところであります。

今まで上から指示された作業を頑張っていただけの時の働き方と違い、1人親方ともなれば、工事を発注してくれるお客様との橋渡しの役割も同時にこなさなくてはなりません。言い換えれば工事が始まるより前に1人親方の仕事はもう始まっているのです。

現場に入る前の「打ち合わせ」、ここでは予定している施工の工程を説明した上で、お客様に工事内容を理解して頂き、ちゃんと納得してもらわなければなりません。

今までよりもお客様との関係性はグッと近くなる分、相手の考えていることを常に考えて行動する姿勢が1人親方には求められるのです。

人よがりにならない、現場全ての目線に立てる人物

その上で、評価をされるのは自分が担当した施工物のクオリティ……も、そうなのですが、ここでも”お客様が本当に求めている施工”を完了させることが1人親方にとっては肝となります。自分が良いと思っただけのやり方、考えだけを優先した「独りよがりな仕事」をしてしまうと、次から仕事を頼まれる機会は少なくなってしまいます。現場に入る前の打ち合わせと同様、現場作業が始まってからも大事なことはお客様の立場に立って物事を考えることができる思いやりの心でもあるのです。

また「常に相手の目線」を持ち続ける相手はお客様だけではありません。あなたが指示する職員、現場で一緒に働く仲間の目線にも立って常に現場全体を見渡せる存在でならなくては「1人親方」と呼べません。
現場に携わる様々な人から信頼を集めるためには広い視野で様々な人を見渡す余裕をも持ちあわせることが必須であります。

当たり前のビジネスマナーを毎回きちんと守ること

さらにステップアップ、もっと稼ぎたいとなれば(特に弊社においては多いのですが)満足のいく仕事を積み重ね、お客様から名指しで指名を受ける必要があります。そのために必要なことは、一般的なビジネスマナーです。時間を正確に守ったり連絡をするべき時にちゃんと連絡をすることなどが大切です。

当たり前のことのように思われますが、そういった小さな積み重ねが、お客様にとっての安心した施工、1人親方への「信頼」に繋がっていくのです。

今回の文章を通して、言いたいことは「伸びる1人親方は常に相手のことを考えて動いており、自分勝手であってはならない」ということです。必要とされる1人親方とそうでない1人親方大きな分岐点は詰まるところココにあるのです。

では、相手のことを考える時に何が必要になってくるかと訊かれれば、やはり現場経験を重ねて様々なケースを経験していることでもあります。

繰り返しになってしまいますが、どの業界に行っても何かイヤなことがあったからといってスグに投げ出してしまう人は、たとえ会社が変わっても仕事が変わっても相手の目線に立つことはできないはずです。

ですので時には忍耐も必要、自分ばかりで周りを見ずに猪突猛進するのではなく、回り道にも思えるような小さな積み重ねや忍耐の先に、会社にもお客様にも重宝される1人親方のポジションがあるのです。

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