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2023.7.24

屋根足場の仕事のやりがいとは?


高所での作業が多い屋根足場は、足場職人の花形仕事ともいえるでしょう。
屋根足場の仕事のやりがいや危険を避けるためにどんな工夫をしているかを解説します。

屋根足場とはどんな仕事?

足場職人の中でも、勾配が急な屋根で作業する場合、作業のしやすさと安全性を確保するために「屋根足場」が必要です。

屋根足場の例としては、屋根の表面に足場材のパイプを沿わせ、屋根工事を円滑に行います。 屋根足場が必要な勾配の目安は、5.5寸といわれています。

ただし、自然環境や海風の強い地域、山間部など、それ以下の勾配でも屋根足場の設置が必要になる場合があります。

通常、屋根足場は細い鉄パイプのような「単管」を屋根の面と並行になるように設営していきます。職人が作業する時は、そのパイプの上に乗ったり、足を引っ掛けたりして工事を行います。

太陽光足場とは?

太陽光足場は、太陽光発電パネルの設置や保守作業のために組む足場のことです。

近年はデザイン性に富んだ家屋が多く、屋根の角度が鋭角な家も増えていて、足場がない状態での工事は危険性が高まります。

こうしたことから太陽光発電工事には仮設足場の設置を義務付けて欲しいという声もあり、太陽光足場のニーズは増えています。

屋根足場の仕事のやりがいは?

屋根足場の組み立ては、建物の屋根や高所での安全な作業環境を確保するために欠かせません。足場職人は専門知識と技術を駆使し、建物の形状や条件に合わせた頑丈で安全な足場を構築します。

屋根足場は建築プロジェクトの支え

足場は建物の工事において不可欠な要素です。屋根足場を適切にしっかりと設置することにより、他の作業員がスムーズに作業を進めることができます。足場職人は建築プロジェクトの一員として、建物が完成するまでに重要な役割を果たすことになります。

屋根足場の組み立てには様々な技術や手法が求められます。足場職人は建物の形状や条件に応じて、最適な足場構造を組み立てます。この過程で、自身のプロとしての技術を発揮できます。

建設現場において高所作業を専門に行う職業のことを「鳶(とび)職」ともいいますが、足場職人のことを「足場鳶」と呼ぶこともあります。屋根で足場を組む足場職人もこの「足場鳶」です。

仕事をこなした分だけ給料が上がるのもやりがい!

屋根足場でプロの仕事ができるようになるには修業が必要ですが、それだけに身につけた技術は一生ものです。 張り合いのある奥の深い仕事です。

足場職人の仕事は基本的に学歴がなくても就くことができるので、底辺の仕事というイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかし、給料面を見れば、全くそんなことはありません。足場職人が高額な給料をもらっているのを紹介するテレビの番組などを見たことがありませんか?

仕事を覚えた分だけ、仕事をこなした分だけ、どんどん月収、年収が上がるのもやりがいの一つなのです。

屋根足場で危険を避けるための対策

屋根工事においては、安全面の理由から足場が必須です。

厚生労働省は、労働安全衛生規則第563条と第564条で足場についてのルールを定めています。この「労働安全衛生規則」には、高さ2メートル以上の高所作業では安全な足場を設置する必要があるという基準があります。

一般的な2階建て住宅では、屋根の高さが6~8メートルほどあり、この規則に該当します。足場の設置による品質面の改善も期待できます。屋根への単純な登攀であれば、はしごでも問題ありません。

しかし、高所での作業では、安全を確保しながら作業に集中する必要があります。このため、作業者は注意を分散させることになり、品質が低下する可能性があります。

足場がきちんと設置されていれば、安定感を得られ、作業に集中できるため、しっかりとした工事が行えるでしょう。そのため、工事の品質を確保するためにも、足場が必要不可欠です。

屋根足場のその他の安全対策も見ていきましょう。

適切な保護具の使用

高所や傾斜した場所での作業には、適切な保護具の着用が求められます。ヘルメット、安全ベルト、安全靴などの装備を使用し、自身の安全を確保して作業しましょう。

安全な足場の設計と組み立て

足場の設計段階から安全性を考慮し、適切な材料や構造を選定します。組み立て時には、屋根足場を確実に固定できるように、注意深く作業します。

他の作業員とのチームワーク

建築現場では、複数の職種が協力して作業を進めます。足場職人は他の作業員とのコミュニケーションを密にし、作業の調整や協力を行うことで、危険を減らすことができます。

まとめ

今回は、屋根足場の仕事、やりがい、安全対策などについて紹介してきました。

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